地下湿地定期便

地下や湿地の生物をただただ愛でる日記

ぬぅ…

2021/5/1

今日はちょっと遠出をして某メクラチビゴミムシを狙いに行ってきました。

しかし本命の渓谷はなんと来年初頭まで道路工事!ということで仕方なく近くの違う渓谷に。

しばらく登るとイイ感じの沢が見えたので車から降りたその時、上から何かが落ちてきました…

エナガ幼鳥Aegithalos caudatus

f:id:KOPEMUSHI:20210617115538j:plainf:id:KOPEMUSHI:20210617115624j:plain

なんてかわいいことでしょう!いくつか写真を撮った後、車に轢かれないよう追いやっておきました

そして沢に降りようとした時、横にあった草に何かとまっているではありませんか…

・ヤマトマダニIxodes ovatus

f:id:KOPEMUSHI:20210617115712j:plain

一瞬凍り付きましたが、観察してみると異常なほどカッコいいです。血を吸うために洗練された体型ですね。

ようやく降りて掘ってみますが、あまり生物がおらず、やっと出てきたのは…

・ナガワラジムシ幼体?Haplophthalmus danicus

f:id:KOPEMUSHI:20210617115757j:plain

体色や雰囲気からチビワラジムシ属かと思ったのですが、眼が1対しかないこと(チビワラジムシは3対)からナガワラジムシ属の幼体ではないかと判断しました(一番普通に見られるっぽいですし…)。

結局ここでは期待は薄そうだったので、気持ちを切り替えて河川敷へ。雨がパラつく中石をいくつかめくっていくと…

ホソチビゴミムシ属 Perileptus sp ホソチビゴミムシPerileptus japonicus

f:id:KOPEMUSHI:20210617115826j:plain

実は私、チビゴミムシ亜科の中でホソチビゴミムシが一番好きかもしれない(こんなこと言ったら怒られそう 汗)。眼がつぶらでかわいいし、なんとも言えない体型が私的に刺さっています。しかもそんなに種数もない(現在6種)ので、全種見ることも不可能ではなさそうです。

 

張りが無い採集でしたが、まあ一応チビゴミムシを採れたのでヨシとしましょう。

 

参考文献

・山内健生・高田歩, 2015, 日本本土に産するマダニ科普通種の成虫の図説, ホシザキグリーン財団研究報告18

・上野俊一, 1955, STUDIES ON THE JAPANESE TRECHINAE (III) (COLEOPTERA, HARP ALIDAE), PUBLICATIONS OF THE SETO MARINE BIOLOGICAL LABORATORY 4

・上野俊一, 1974, The Trechid Beetles of the Ryukyu Islands, 国立科学博物館専報7

MY BIOTOPE 経過報告

 今まで気付いていませんでしたが、いつのまにか以前紹介したビオトープgoogle mapの航空写真で確認できるようになっていました!(MY BIOTOPE - 地下湿地定期便 (hatenablog.com))

f:id:KOPEMUSHI:20210416104506j:plain

そしてこの写真に基づいて現在のビオトープをイラストにしてみました。こんな感じです。

f:id:KOPEMUSHI:20210416113403p:plain

 左上のマスから水が入って左下のマスから流れ出るようになっていて、濃い青色の部分は限界まで深く掘ってあります(50~60cm)。周りを囲む水路は、素掘り水路を好む水生昆虫及び閉じた場所を好む湿地性昆虫のために作りました。

 

 今後は浅い湿地部分を残しながらも、水枯れしにくいように深い部分を広げていこうと思います。

時期尚早…

2021/4/10

 今日は某Trechiamaメクラチビゴミムシを狙いに県境付近に北上してきました。

 しかし麓では工事が行われていて、それを横目に不安を抱きながら山道を登っていくと、やはりすぐに通行止めになってしまいました。どうやら5月下旬まで止めてあるようですが、そもそも雪が積もっていて今のところ走行が不可能です。

 意気消沈してUターンし、手前にあった河原に降りて草の根元を掬ってみます。すると…

・ヤマメ(多分) Oncorhynchus masou

f:id:KOPEMUSHI:20210414215054j:plain

大量の稚魚が網に入りました。もしかしたら放流されたものかもしれないので手放しには喜べませんが、とてもかわいいです。

 そして岸に落ちていた石を起こしてみると…

・クボタヤマトヒゲブトアリヅカムシ Diartiger kubotai

f:id:KOPEMUSHI:20210414215156j:plain

ハヤシケアリLasius hayashiの巣に多くいました。アリの巣での生活に特化した素晴らしい造形美ですね。

 この場所では水生昆虫やゴミムシは期待できそうになかったので、近くにあった沢に向かいます。早速浸かっていた倒木を持ち上げてみると、赤黒い甲虫が付いていました。これは…

・ツブスジドロムシ Paramacronychus granulatus

f:id:KOPEMUSHI:20210414215228j:plain

カッコいいヒメドロムシの中でも特にカッコいい種です!私の撮影レベルではそれが伝わらなくて悔しい!

 そして岸のガレ場に落ちていた倒木を裏返すと割れ目には…

ヤマシナヒラタヤスデYamasinaium noduligerum

f:id:KOPEMUSHI:20210414215305j:plainf:id:KOPEMUSHI:20210414215346j:plain

ヤスデ界のオシャレ番長ですね、今日もショッキングピンクコーデが決まっています。ヒラタヤスデ科は背板に2~3列の瘤起があるのですが、Yamasinaium属は頸板上にも2列の瘤隆起があることが特徴です。(写真が不鮮明すぎる&採集していないせいでこの個体は分かりません)

 この後しばらく探しましたが、この場所でもやはりゴミムシ類は出てくれなかったので全く違う某Trechiamaポイントへ移動しました。

 しかし良い土をしているのですが、時期が原因なのか普通のゴミムシすら出てきません。諦めて車まで戻り、やけくそになって足元の石ころをおもむろにめくると…

・アカアリヅカエンマムシ Haeterius gratus 

f:id:KOPEMUSHI:20210414215434j:plainf:id:KOPEMUSHI:20210414215501j:plain

なんとカッコいい昆虫でしょう!カッコいいを通り越してむしろ卑怯です!小ささなんて全く気にならない素晴らしさです。色といい脚といい体型といい最高!

 

 まだまだゴミムシは姿を見せてくれませんでしたが、良い虫を見ることができて満足です。Trechiamaは良さそうな場所はあったので次に期待します。

 

参考文献

・丸山宗利ほか,「アリの巣の生きもの図鑑」, 東海大学出版部, 2013

青木淳一 編,「日本産土壌動物検索図説」, 東海大学出版会, 1991

・三好保徳, 1953, 日本産倍足類及び唇足類の分類學的研究: 7.日本産ヒラタヤスデ科諸屬の生殖肢について

近所の水路

 今日も河川敷採集です。狙いは砂浜のゴミムシ類、今まであまり行ったことのなかった川に行ってきました。

しかし探せど探せど昆虫自体の影が薄くて甲虫の1匹もいません。良い森はあるのに何故だろうと思いましたが、倒木が全く無いところなどを見ると、この河川敷は比較的新しく造成された場所なのでしょう。

早々にあきらめて対岸の砂浜に行ってみます。すると水中にカワニナやヨシノボリがウジャウジャ見える素晴らしい場所で、流れ着いていたホースの下にはカワチマルクビゴミムシが大量でした。次に水際にかぶさっていた白トレイを持ち上げると裏には…

・ナガレカタビロアメンボ属の一種 Pseudovelia sp

f:id:KOPEMUSHI:20210408205327j:plainf:id:KOPEMUSHI:20210408205357j:plain

ペアで鎮座していました。Twitterで教えていただきましたが、岐阜県でも未記載種が発見されているらしく、今のところsp止めのほうが良いらしいです。

 しかしその他の虫は見られなさそうだったので、昔から気になっていたとある水路に向かいました。ここは釣堀からの水が流れる水路で、片面コンクリート張り、ウシガエルや外来魚の巣窟になっているので期待はできませんが、部分的に芦が茂る場所があります。

f:id:KOPEMUSHI:20210409083838j:plain

 一縷の望みを託して掬ってみると…

・コガシラミズムシ Peltodytes intermedius

f:id:KOPEMUSHI:20210408205505j:plain

・コツブゲンゴロウ Noterus japonicus

f:id:KOPEMUSHI:20210408205530j:plain

・タマガムシ Amphiops mater

f:id:KOPEMUSHI:20210408205552j:plain

・チビヒラタガムシ Enochrus esuriens

f:id:KOPEMUSHI:20210408205618j:plain

意外や意外、市内では殆ど見られないような水生昆虫たちがいるではありませんか!ここは十年以上前から外来魚が住み着いているので、一応共生できているということでしょうか

 そんなことを考えながら自転車に戻る途中、一本の枯れススキが目に留まりました。葉の根元に黒い物体が止まっていたのです。よく見ると…

・クロトゲハムシ(クロトゲトゲ) Hispellinus moerens

f:id:KOPEMUSHI:20210408205822j:plain

本当にトゲトゲですね(ただしクロルリトゲハムシよりは控えめ)。あまり見ることができない種類なのでうれしいです。

 

 河川敷はあまりパッとしませんでしたが、近所の水路にも大きな可能性が眠っていることに気付けて良かったです。この河川敷に昆虫が根付くのは何十年後でしょうか、そもそも本来の森には戻るのでしょうか…少し不安ではあります。

 

参考文献

・中島淳ほか, 「ネイチャーガイド 日本の水生昆虫」, 文一総合出版, 2020

・尾崎暁, 「ハムシハンドブック」, 文一総合出版, 2015

マスカット県遠征

2021/4/3

 今回は某依頼を受けて岡山に有眼チビゴミムシを採集しに行きました。向かうは道もない森の中にある2階立の洞窟です。

片道5時間、到着したのはまだ白んでもいない早朝でしたが、実は以前訪れていたので楽々辿り着くことができました。

一階から入洞し、大ホールから分かれる支洞の一つを進みます。すると地底湖が姿を現し、その付近には多くの岩が転がっています。それを一つ一つめくっていくと…

・タイシャクナガチビゴミムシ阿哲亜種 Trechiama yokoyamai ishikawai

f:id:KOPEMUSHI:20210405105458j:plain

いましたいました、今回の狙いの虫です。チビゴミムシの中では目の発達したグループに属し、しっかりとした複眼を持っています。とても大きくてカッコいい種です。チビゴミムシにしては比較的広い範囲に生息していて、どうやら分類が混乱しているようです。数年後にはシノニマイズされたりしているかもしれません。

 そしてチビゴミムシがいた岩の裏に小さなクモがいました…

・サラグモ科 Linyphiidae sp

f:id:KOPEMUSHI:20210405105522j:plain

Twitterに投入にてみたところ、スーパー蜘蛛戦士の方からPorrhomma属のようだとご指摘いただきました。国内に洞窟性の種は愛媛のラカンホラアナサラグモP. rakanumと栃木のホラアナサラグモP. ohkawaiがいるらしく、兵庫でホラアナサラグモが記録されていることから今回の種はその可能性もあるとのことです。興味深い!

 次に地底湖の底を見ていると、白い生物が無数に歩き回っているではありませんか…

・メクラヨコエビ属 Pseudocrangonyx sp

f:id:KOPEMUSHI:20210405105647j:plain

透き通るような白が美しい至高の地下生物です。「日本産淡水ヨコエビ類の分類と見分け方」(2012)によると、岡山には第7胸節に刺毛を持つシコクメクラヨコエビと、第4~7胸節に刺毛を持つキョウトメクラヨコエビが分布するらしいですが、今回の個体は全て胸節に一切の刺毛を持ちません。そこでこちらもTwitterでスーパーヨコエビ戦士に教えていただいたところ、実は県内で2種の未記載種が記録されているらしいのですが、いずれの洞窟とも場所が大きくずれている上に、メクラヨコエビの分類は遅々として進んでいないらしいので詳細は不明です。

 洞窟を十分楽しんだところで外に出てみると、いつの間にか朝陽が差していました。そこで地図上で目を付けていた農業用水路に行ってみます。地図で分かるほど水草が茂る素晴らしい水路で、上から見るだけで沢山の魚影が見えます。勢いよく掬うと…

・ヤマトシマドジョウ Cobitis matsubarai

f:id:KOPEMUSHI:20210405105721j:plain

言わずもがな美しいドジョウです。

・ドジョウ Misgurnus anguillicaudatus

f:id:KOPEMUSHI:20210405105813j:plain

私の近所でも見られる普通種ですが、量がとても多く素晴らしいです。

 そして水草の根元をガサガサしてみると…

コオイムシ Appasus japonicus

f:id:KOPEMUSHI:20210405105911j:plain

子負いコオイムシを見られてうれしいです。我が県ではそこそこ見られますが、全国的に減少しているようで、他県で見たのは初めてです。このような場所が残っている限りは安心ですね。他にもミズカマキリやヒメゲンゴロウ、コガムシが見られました。

 そんなこんなでそろそろ帰宅時間になったので高速に乗り、途中で少し降りて最後に琵琶湖で少し水生昆虫を探しました。かなり観光地化&護岸工事が進んでいてあまり探せる場所がありませんでしたが、なんとか場所を見つけて掬うと…

・ルイスヒラタガムシHelochares pallens

f:id:KOPEMUSHI:20210405105938j:plain

数の少ない種ではないようですが、自身初採集です。綺麗ですねぇ。

 

 岐阜県はまだまだチビゴミシーズンに入っておらず、今年に入ってチビゴミ自体出会えていなかったので今回のミニ遠征はとても楽しかったです。なにより依頼に応えることができて安心しました。このあと諸処理をして某大学の研究室に郵送します。研究に役立てるといいなぁ。

 

参考文献

・中島淳ほか, 「ネイチャーガイド 日本の水生昆虫」, 文一総合出版, 2020

・富川光・森野浩, 2012, 日本産淡水ヨコエビ類の分類と見分け方

・山本一幸 2017. 兵庫県のクモ類分布資料 上山高原・扇ノ山・霧ヶ滝.ウィ但馬,1:2-3.

Familles / Linyphiidae Me-P / Porrhomma egeria | Les araignées de Belgique et de France (piwigo.com)

https://www.pref.okayama.jp/uploaded/life/656841_5702297_misc.pdf

KINJO

2021/3/30・31

 一昨日も行った近所の河川敷の中でも沼が大量に存在する地点があるのですが、今回は二日続けてそこに行ってきました。

 ここの沼自体は、ミシシッピアカミミガメが日向ぼっこをしてカムルチーが優雅に泳いでアライグマの足跡がそこら中にある最悪な状況ですが、大きな改修は受けていないため、陸上の昆虫たちはかなり多様です。

~1日目~

 着いて早速、未舗装の道に覆いかぶさる落ち葉をどけてみると大きな甲虫が!

・スナハラゴミムシ?Diplocheila elongata

・オオゴミムシ Lesticus magnus

f:id:KOPEMUSHI:20210331164245j:plainf:id:KOPEMUSHI:20210331164321j:plain

これはかなりグレーな個体ですね。大顎はほぼ左右対称で上翅も光沢が強いという点では無印ですが、前胸が前方で広くなりまつ毛(笑)が2本という点ではオオスナハラD. zeelandica の特徴を持っています。交尾器を取り出してみないと分からなさそうです。

[訂正 3/31]よく見たらまっっったく違う種でした。スナハラゴミムシと見間違えるとはバカじゃなかろうか(バカです)。

 次に藪漕ぎをして沼に行き、水辺に転がっている倒木をどけてみます。すると何かが爆走!

・ヒメキベリアオゴミムシ Chlaenius inops

f:id:KOPEMUSHI:20210331164358j:plain

へっぽこコぺムシは虫屋十数年にして初めてのキベリアオゴミムシ類です 笑 いやぁ、綺麗ですなぁ

 この日は用事があったのでこれにて帰宅。

~2日目~

 今日は新たな武器”熊手”を持って昨日とは違う沼へ行きました。昨日の帰りにここで大型二枚貝の死骸を見たのでそれを狙いに来たのです。

 まずは手始めに水辺の倒木をひっくり返す。すると小さな貝が木の裏にいくつも引っ付いていました…

・ハブタエモノアラガイ Pseudosuccinea columella

f:id:KOPEMUSHI:20210331164428j:plain

殻の形はカッコいいですが、一応北アメリカ原産の外来種です。

 そして横を見ると、ものすごく良い雰囲気の倒木が!

f:id:KOPEMUSHI:20210331164503j:plain

何が走り出してもいいように集中して一気にひっくり返しますが、何も走りませんでした。しかし何か黒いものがいます。手にのせてよく見ると…

ヒラタクワガタ Dorcus titanus

f:id:KOPEMUSHI:20210331164537j:plain

しかもなんとペアでした!記憶している限り人生初のヒラタクワガタです!オスは想像よりかなり小ぶりでしたが、私にはこれぐらいのほうが可愛いと思えます。

 次に沼の浅瀬を熊手で掘りまくりますが、何も出てきません。諦めようと思いましたが、沼と沼をつなぐ水路が多少の石を含んでとてもいい感じだったので、何度か引っ搔いてみました。すると石ではない物体が…

・イシガイ科の一種 Unionidae sp

f:id:KOPEMUSHI:20210331164611j:plainf:id:KOPEMUSHI:20210331164643j:plain

やっと出ました!人生初のイシガイ型二枚貝です!おそらくヌマガイの子供だと思われますが、よく分かりません。

 

 今日も今日とて近所の川に沢山遊ばせてもらいました。イシガイの仲間が採れたのはかなりの収穫です。どんどん河川敷の改修が進んでいますが、やはりまだまだ可能性はあります。

 

参考文献

・「改訂 原色昆虫大図鑑 II 甲虫編」, 北隆館, 2007

砂浜の河川敷

2021/3/29

 私の家は某河川中流域に存在しているのでよく河川敷に行くのですが、その種類は大きく2つに分けられます。土と砂です。本来砂浜が広がっていたそうですが、盛り土や植樹の影響で今では土の河原が殆どを占めています。

 そうして今でも僅かに存在している砂浜には、非常に多くの生物が水陸問わず存在しているので、今回はそれらを狙ってギリギリ自転車圏内の砂浜に出かけました。

 到着すると、幼少期には見なかった水上オートバイが飛び交っていて、採集できる場所は隅っこしか残されていませんでした。仕方なく水辺に降りて根際を掬ってみると…

カマツカ Pseudogobio esocinus

f:id:KOPEMUSHI:20210331155804j:plain

何気に人生初のカマツカです。某スーパー湿地戦士によると、カマツカは口髭の長さによって近似2種と区別できるらしく、この個体は目の前端に達しないので無印であると判断しました。

 次に長靴でギリギリの深さに生えていた植物の根際を掬ってみると…

・キベリマメゲンゴロウ幼虫 Platambus fimbriatus

f:id:KOPEMUSHI:20210331155902j:plain

まさかこんな場所に環境省RDB絶滅危惧種がいるとは思いませんでした!しかし今回は幼虫しかみられなかったので、少し時間を置いてまた来ます。

 そして網の中をよく見ると、小さな二枚貝がたくさんいました…

シジミガイ科の一種

f:id:KOPEMUSHI:20210331155935j:plainf:id:KOPEMUSHI:20210331160003j:plain

淡水二枚貝は良い場所の指標なので見ると嬉しくなります。もちろん種なんてもんは分かりませんがね… 笑

 

 今日は昔遊んだ場所の環境の変化に驚かされましたが、まだ生き残ってくれている種もいることが分かったので、今の内にその状況を解明してどんどん発信していこうと思います。

 

参考文献

https://oikawamaru.hatenablog.com/entry/2019/04/24/230849

・三田村敏正ほか,「ゲンゴロウ・ガムシ・ミズスマシ ハンドブック」,文一総合出版, 2017